日本製鉄<5401>(東証プライム)は4月8日、名古屋製鉄所に新設中の次世代熱延ラインについて、4月1日から熱間試運転(熱延コイルの試験生産)を開始したと発表した。2022年5月の着工以降、基礎工事や建屋建設、設備据付、個別設備の試運転を経て、稼働に向けた最終段階に入った。

同ラインは、世界最大の耐荷重圧延機を備え、圧延制御性と温度制御性を大幅に高めた次世代設備である。自動車鋼板製造の中核拠点である同製鉄所に導入し、超ハイテン鋼板など高級薄板の生産体制を抜本的に強化する。素材製造から走行時までの自動車ライフサイクル全体での温室効果ガス排出量削減にも寄与する。
新設ラインの能力は年間約600万トン、投資額は約2700億円とする。2026年8月の商業生産開始を予定しており、現行熱延ラインは2026年度中に休止する見通しだ。長年の技術開発の成果を結集し、鉄鋼材料の高付加価値化を一段と推進する。
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