出光興産<5019>(東証プライム)は4月10日、竹中工務店、ケミカルリサイクル・ジャパン(CRJ)、フクビ化学工業<7871>(東証スタンダード)、プライムポリマー(PRM)の5社共同で、使用済みプラスチックを原料とした再生プラスチックの製造および建設資材への活用に成功したと発表した。ポストコンシューマープラスチックを用い、マスバランス方式を活用した取り組みである。

同件では、CRJが使用済みプラスチックから独自の油化ケミカルリサイクル技術によりCR油を生産し、出光興産がこれを原料にケミカルリサイクル化学品を製造した。さらにPRMが同化学品から再生プラスチックを製造し、化石燃料由来と同等品質のポストコンシューマーリサイクル(PCR)プラスチックとして実用化した。フクビ化学はこれを乾式遮音二重床「フリーフロアーCPシリーズ」の支持脚に適用し、建設資材としての技術課題を克服した。
竹中工務店は同資材を活用し、建設分野でのサーキュラーエコノミー「サーキュラーデザインビルド」の実現を目指す。5社はこれまで資源循環スキームの構築と再生プラスチック活用を推進してきた経緯があり、今後は建設現場で発生する使用済みプラスチックの再資源化を一段と進め、資源循環社会の実現に取り組む方針である。
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