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2026年04月16日

NTT、低軌道衛星MIMO実証開始、衛星通信大容量化へ前進

■衛星IoT実証本格化、地上網未整備地域での活用拡大に期待

 NTT<9432>(東証プライム)は4月15日、日本電信電話株式会社が宇宙航空研究開発機構と共同で、低軌道衛星MIMO技術と衛星センシング技術の軌道上実証実験を開始したと発表した。革新的衛星技術実証4号機に低軌道衛星MIMO/IoT伝送装置(LEOMI)を搭載し、チェックアウト試験を経て初期運用を完了、定常運用に移行した。MIMO方式による通信が想定どおり機能することを確認している。

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 今回の実証では、低軌道衛星と地上基地局間の通信容量を高めるMIMO技術と、LPWA方式のIoT端末を衛星経由で広域収容する衛星センシング技術の有効性を検証する。MIMO技術により多重伝送が可能となり、伝送速度の向上や端末収容数の増加、観測データの高精細化が期待される。一方、衛星センシング技術では地上基地局を不要とし、低消費電力の端末を世界中で運用できる環境の構築を目指す。

 今後は約1年間の定常運用を通じて技術確立を進める計画である。実現すれば、海洋や山間部など通信インフラ未整備地域でのIoT活用や環境モニタリング、災害予測など幅広い分野への応用が見込まれる。同社は「NTTC89」ブランドのもと、宇宙を活用した社会インフラの高度化と課題解決を推進していく方針である。

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