アスタリスク<6522>(東証グロース)は4月16日、LINE WORKS(東京都渋谷区)の音声AIインカムアプリ「LINE WORKSラジャー」が、同社のAir伝導型ヘッドセット「AsReader PTT」に対応したと発表した。耳を塞がず周囲音を把握しながら通話できる特性により、小売や製造・建設現場など安全性と即時連携が求められる環境での活用が見込まれる。

同ヘッドセットは約32gの軽量設計やIP54相当の防塵防水、待機160時間の大容量バッテリーを備える。ラジャーは音声のリアルタイム文字起こしやチャット連携により伝達精度と業務可視化を支援しており、今回の対応で音声デバイスは8機種に拡充された。アスタリスクはスマートフォンを軸にデータ取得と音声連携を統合し、現場DXの高度化を加速させる方針である。
■材料視の短期資金流入で上値追い
株価は急騰し、11時20分に前日比143円高の1079円まで上昇した。寄り付き964円から買いが先行し、安値941円を下値に切り返し上げ幅を拡大した。出来高は約97万株、売買代金は約9.9億円と商いも伴い、値幅制限上限(1086円)に接近する強い値動きとなった。背景には「LINE WORKSラジャー」と同社製ヘッドセットの連携対応が材料視され、現場DX関連としての成長期待が再燃したことがある。信用買残は減少傾向ながら信用倍率18.3倍と高水準で、短期資金主導の色彩が濃い。一方、PER128倍、PBR4.89倍とバリュエーションは高く、過熱感も意識されやすい。年初来高値1699円からの調整局面にあり、今後は材料の継続性と業績寄与の具体化が焦点となる。
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