東京ガス<9531>(東証プライム)傘下の東京ガスエンジニアリングソリューションズ(TGES)は4月16日、熊本県の「わいた第2地熱発電所」における発電および熱輸送設備の建設工事完了を発表した。同社が2024年から受注・施工を進めてきた案件であり、発電出力4,995kWの地熱発電所として整備された。

■初の地熱発電設備一括受託で竣工
同発電所は、TGESが初めて発電および熱輸送設備の設計・施工を担った地熱発電所であり、4月15日に竣工式が実施された。発電所の運営は、ふるさと熱電と合同会社わいた会が連携して行う。所在地は熊本県阿蘇郡小国町で、年間想定発電量は約3,500万kWhとされ、一般家庭約8,950世帯分の電力に相当する。方式はシングルフラッシュ方式を採用している。
■再エネ普及と地域連携を強化
同発電所は、地域主体の調整組織であるわいた会と連携し、売電収益の一部を地域に還元する仕組みを構築している。TGESはLNG基地や地域冷暖房、エネルギーサービス事業で培ったエンジニアリング力を活用し、再生可能エネルギーの導入拡大を推進する方針である。今後も同様のプロジェクトを通じて、2050年カーボンニュートラルの実現に貢献していく考えである。
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