商船三井<9104>(東証プライム)は4月17日、INPEX<1605>(東証プライム)グループ向けに新造LNG船の長期用船契約を締結したと発表した。同社が100%出資するMOL Encean Pte.Ltd.を通じ、INPEXの子会社INPEXシッピングと契約を結んだもので、同グループとの初の長期用船契約となる。対象船は新造LNG船で、環境負荷低減装置を備えた次世代仕様を採用している。

同船は韓国Hanwha Oceanのコジェ造船所で命名式が行われ、「HARMONIC BREEZE」と命名された。竣工後はLNGの安定輸送に従事し、INPEXのエネルギー安定供給に寄与する見通しである。主要寸法は全長294.9m、船幅46.4m、容量174,000立方メートルのメンブレン型で、主機にはME−GAを採用する。
同船にはAir Lubrication SystemやShaft Generatorを搭載し、燃費性能とGHG排出削減性能を高めた。商船三井グループは経営計画「BLUE ACTION 2035」に基づき安定収益型事業の拡大を進めており、本件はLNG船隊の拡充と長期契約の積み上げを通じて収益基盤の強化に寄与する。今後も低・脱炭素事業の拡大と安全・高品質な輸送サービスの提供を進める方針である。
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