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2026年04月18日

【自動販売機設置調査結果】事業所内設置47.7%にとどまる、規模・地域で格差鮮明

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■製造業・運輸業で高水準、都市部業種は低調で設置環境に差

 東京商工リサーチ(TSRデータインサイト)は4月16日、自動販売機設置状況に関するアンケート調査結果を発表した。事業所内に自販機を設置している企業は47.7%で、「設置していない」52.2%とほぼ拮抗した。資本金別では、大企業が79.8%と高水準である一方、中小企業は45.2%にとどまり、規模間の格差が鮮明となった。従業員の利便性向上や職場環境整備の観点から、大企業での導入が進んでいるとみられる。

■製造業・運輸業で設置が突出、都市部業種は低水準

 産業別では、製造業が69.5%、運輸業が68.7%と高く、職場を離れにくい環境や周辺店舗の少なさが背景にある。一方、情報通信業は16.6%、金融・保険業は25.3%と、都市部中心の業種では低水準となった。社外の小売店や自販機の充実、ウォーターサーバー導入など代替手段の普及が影響している。地区別でも北陸60.1%など地方で高く、関東41.3%、近畿41.6%と大都市圏で低い傾向が確認された。

■利益は「横ばい」が多数、値上げとコスト増が影響

 設置による金銭的利益は「ほぼ変わらない」が74.4%と大半を占め、「縮小した」21.8%、「拡大した」3.7%にとどまった。2025年10月の飲料価格値上げにより収益は一定程度維持されたものの、販売数量の減少や電気代の高騰などが利益圧迫要因となっている。福利厚生として価格を据え置く企業では、コスト増の影響が顕在化している。

■販売価格は100円台中心、コスト構造で地域差

 ミネラルウォーター(500ml)の販売価格は「100円台」21.7%、「110円台」20.2%が中心で、平均は115.7円となった。都市部では販売数量の多さを背景に単価を抑えやすい一方、地方では設置コストの影響で価格が高めとなる傾向がみられる。現時点で企業への影響は限定的だが、電気代や輸送費の上昇が続けば、自販機の撤去や台数削減が進む可能性があり、今後の動向が注視される。

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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 18:00 | 政治・経済・調査結果