■車載スイッチ・HMI製品を取り込み操作・表示領域を統合
日本精機<7287>(東証スタンダード)は4月20日、東洋電装の発行済株式の全部を取得し完全子会社化するための株式譲渡契約を締結したと発表した。取締役会で同日決議し、取得価額は498億5000万円、アドバイザリー費用を含めた総額は約505億5000万円となる見込みである。取得は2026年10月1日を予定し、必要な法的手続き完了を条件とする。
同社グループは四輪・二輪向け計器やHUDなどの表示技術を強みとし、中期経営計画で新規顧客開拓と新規商材開発を掲げている。一方、東洋電装はスイッチ類やHMIシステム、電子制御装置の開発・製造を手掛け、グローバルに事業を展開している。今回の子会社化により車載入力系製品が加わり、製品ポートフォリオの拡充と顧客基盤の相互活用による販売機会拡大を狙う。
また、表示技術と操作系技術の融合によりHMI領域での技術シナジーを創出し、安全性・信頼性の高い新ソリューション開発を推進する。加えて、共同購買や設計リソース共有、海外生産連携によりサプライチェーン全体の効率化とコスト削減を図る。これにより中長期的な成長基盤を確立し、グループ全体の競争力と企業価値の向上を目指すとしている。
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2026年04月21日

































