タイミー<215A>(東証グロース)は4月20日、ベネッセキャリオスと戦略的業務提携に向けた基本合意を締結したと発表した。両社の資源とノウハウを統合し、無資格・未経験者の業界流入と潜在有資格者の掘り起こしを進めることで、介護人材不足の本質的解消を目指す。スキマバイトサービスと介護特化型HR事業の連携により、統合的な人材支援体制を構築する方針である。

背景には、超少子高齢社会の進展に伴う介護人材不足の深刻化がある。2026年度に25万人、2040年度に57万人の不足が見込まれる中、スポットワークは人材確保の裾野拡大手段として注目されている。実際、介護分野のスポットワーク募集は前年同月比約2.3倍に拡大し、未経験者の7割以上が参入意欲を示すなど効果が確認されている。こうした状況を踏まえ、7万超の取引先を持つベネッセキャリオスと、1340万人の働き手基盤を持つタイミーが連携に至った。
提携では、導入支援や業務分解コンサルを通じたタイミー活用の促進、eラーニングによる資格取得支援、人材紹介による定着支援などを実施する。451の業務分類に基づく業務分解により、約9割をスポットワーカーが担える体制を整え、現場の負担軽減と生産性向上を図る。両社は多様な人材の確保と育成を通じ、介護業界全体の持続性向上に寄与する考えである。
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