新潮社は4月23日、村上春樹さんの最新長編小説『夏帆 The Tale of KAHO』を2026年7月3日に発売すると発表した。2023年4月刊行の『街とその不確かな壁』以来3年ぶり、通算16作目の長編小説となり、単行本と電子版を同時に販売開始する。単行本は原稿用紙650枚、全1巻352頁、定価は2,860円(税込み)。

物語の主人公は26歳の絵本作家、夏帆。「正直いって、君みたいな醜い相手は初めてだよ」と初対面の男に告げられる場面から、奇妙な出来事が動き出す。とびきり美しくも賢くもなく、好奇心の強い女性を軸に、「私はこの世界の出口を見つけなくてはならない」という一文が示す不穏さと探索の気配が作品全体を貫く。
同作は月刊誌「新潮」で2024年6月号から2026年3月号まで4回に分けて発表された「夏帆」シリーズを加筆修正したもの。村上春樹さんの長編作品として初めて女性単独の主人公が活躍する物語であり、既存の読者に加え、新たな読者層にも届く一冊となりそうだ。
◎日刊株式投資情報新聞(無料)登録受付中!

































