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2026年05月04日

洋菓子店の倒産が過去最多、原材料高と競争激化で前年度の1.3倍に

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■2025年度は65件、営業利益率0.7%に低下し「業績悪化」は6割に迫る

 帝国データバンクは5月2日、2025年度の「洋菓子店」の倒産動向を発表した。負債1000万円以上の法的整理による倒産は65件に上り、前年度の51件から14件、約3割増加した。2年連続で最多を更新し、原材料高と価格競争が経営を圧迫する実態が鮮明となった。

 小麦粉、バター・クリームなどの乳製品、カカオをはじめとする原材料価格が記録的な高止まりを続け、包装資材、人件費、水道光熱費の上昇も重なった。一方で、コンビニスイーツや大手洋菓子チェーンとの競争が激化し、特に400〜600円前後の中価格帯スイーツでは値上げが難しい状況にある。グランドルチェ(千葉)や白鳥菓子工房(埼玉)など、有名店や複数店舗を展開する中堅店でも事業継続を断念する例が出た。

 2025年度の洋菓子店の営業利益率は平均0.7%と、2022年度以来の低水準となった。最終損益では約3割超が赤字となり、「減益」を含めた「業績悪化」の割合は58.4%に達した。SNS活用や完全予約制による廃棄ロス削減で利益を維持する店舗もあるが、こうした取り組みが可能な店は限られる。カカオなどの原材料価格は引き続き高騰が見込まれ、淘汰は高水準で推移するとみられる。

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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:53 | 政治・経済・調査結果