
【金価格と決算にらみ、産金株に再浮上期待】
■金先物関連株は調整後の再始動を探る局面
ホルムズ海峡を巡る緊張が続くなか、原油先物価格と金先物価格のトレードオフをにらんだ投資戦略では、資源株と並んで金先物関連株にも注目したい。代表株の住友金属鉱山<5713>(東証プライム)は、第1ラウンド相場で上場来高値1万3300円まで買い進まれた。その後は3割安となり、調整一巡後の第2ラウンド相場に進むかが焦点となる。
■産金株は3月期決算が重要な手掛かりに
金先物価格関連株では、菱刈鉱山を持つ住友金属鉱山のほか、三井金属<5706>(東証プライム)、三菱マテリアル<5711>(東証プライム)、DOWAホールディングス<5714>(東証プライム)などの産金株が主力となる。これらの企業は、ゴールデンウイーク明けの5月10日から13日にかけて3月期決算の発表を予定しており、業績見通しや資源価格への感応度が注目点となる。
■貴金属回収のリデュース株にも再評価の可能性
貴金属回収のリデュース関連株も、金価格の動向次第で再浮上が想定される。中外鉱業<1491>(東証スタンダード)、JX金属<5016>(東証プライム)、AREホールディングス<5857>(東証プライム)、松田産業<7456>(東証プライム)は定番銘柄といえる。さらにリデュース関連人気がレアメタルやナフサなどへ波及すれば、リネットジャパングループ<3556>(東証グロース)、エンビプロ・ホールディングス<5698>(東証スタンダード)、イボキン<5699>(東証プライム)、アサカ理研<5724>(東証スタンダード)にも再び脚光が当たる可能性がある。
■貴金属の買い取り・再販を担うリユース株も要マーク
貴金属の買い取り・再販を手掛けるリユース関連株も、金価格上昇局面では見直し余地がある。ハードオフコーポレーション<2674>(東証プライム)、ゲオホールディングス<2681>(東証プライム)、コメ兵ホールディングス<2780>(東証スタンダード)、トレジャー・ファクトリー<3093>(東証プライム)、シュッピン<3179>(東証プライム)、買取王国<3181>(東証スタンダード)、BuySell Technologies<7685>(東証グロース)などが候補となる。
■ネット系リユースにも広がる関連株物色
ネット系では、フリマアプリのメルカリ<4385>(東証プライム)や、マーケットエンタープライズ<3135>(東証スタンダード)も一角を形成する。金先物価格が再び上昇基調を強めれば、産金株から貴金属回収、リユース、ネット系再販まで、関連株物色が広がる可能性がある。資源株と金関連株のどちらを選ぶか、あるいは両建てで構えるかが、連休明け相場の一つの焦点となりそうだ。
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