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2026年05月08日

NTTデータ経営研究所、金融機関向けAI導入支援を開始、規制対応とガバナンス設計を一体支援

■金融規制に精通したコンサルタントが全18サービスを展開、AI活用と業務知識の資産化を両立

 NTT<9432>(東証プライム)傘下のNTTデータ経営研究所は5月7日、メガバンク・地方銀行・証券会社などの金融機関を対象に、「金融機関向けAI導入コンサルティングサービス」全18サービスの提供を2026年5月7日より開始すると発表した。同サービスは、金融規制対応とAIガバナンスに精通したコンサルタントが、金融機関特有の業務知識・審査ロジック・規制要件を踏まえ、特定のAIベンダーに依存しない独立した立場でAI活用と規制対応の両立を支援する。

 特徴は、業務知識を「Skills」として構造化・継承する知識層と、AIエージェントの判断・実行を制御する「Harness(ハーネス)」のフロー制御層を分離する設計思想にある。ベテラン行員の判断基準や審査ノウハウ、例外処理ルールなどの暗黙知をライブラリ化し、AIモデルが進化・切り替わっても金融機関の業務知識を資産として残す。さらに、HITLや「3つの防衛線」に基づく職掌分離を組み込み、金融規制への適合性と業務品質の両立を図る。

 サービスは、Phase 1「AI戦略・構想策定」、Phase 2「業務AI実装方針策定・BPR」、Phase 3「AIガバナンス・リスク管理」、Phase 4「AI活用進化支援サービス」の4フェーズで構成する。既存のRPA・RAG・AIツールを活かす「オーバーレイ型」、ゼロから設計する「スクラッチ型」、両者を組み合わせる「ハイブリッド型」から状況に応じた選択を支援し、単独サービスからの発注にも対応する。

 背景には、生成AI導入の拡大に伴い、投資対効果の説明、PoC後の本番活用、ベンダー提案の乱立、モデル更新への対応などの課題が顕在化していることがある。国際的にもEUのAI規制法や米国当局のモデルリスク管理ガイダンス、国内では金融庁のAIディスカッションペーパーv1.1を踏まえた対応が重要になっている。同社は今後、メガバンク・地方銀行に加え、証券会社・保険会社など金融機関全般への展開を予定している。

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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:52 | IR企業情報