東京ガス<9531>(東証プライム)と静岡ガス<9543>(東証プライム)は5月7日、液化天然ガス(LNG)の売買契約を締結した。東京ガスは2027年から、静岡ガスに対し年間5カーゴのLNGを外航船で引き渡す予定で、両社が中長期LNG売買契約を締結するのは今回が初めてとなる。

同契約により、東京ガスは静岡ガスのメインサプライヤーの1社となる。売主は東京ガス、買主は静岡ガスで、契約開始は2027年。契約数量は年間5カーゴ、引渡条件はDES(仕向地到着渡し)とし、東京ガスが契約するLNGプロジェクトから供給する。1カーゴはLNG取引における船舶1隻の積卸し単位で、6−7万トン相当。
近年は地政学リスクの高まりを背景に、エネルギー市場の価格変動が激しさを増しており、LNG調達の商流多様化が重要になっている。両社は、国内におけるLNG取引の拡大を通じて日本国内のエネルギーセキュリティ向上に資する契約と位置づける。東京ガスは「Compass2030」に掲げるLNGバリューチェーンの変革を進め、静岡ガスはLNGの安定調達を通じて低炭素化の加速に取り組む。
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