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2026年05月11日

栗本鐵工所と日立ハイテク、混練プロセス最適化へ協業開始、電池スラリー製造にフィジカルAI活用

■「KRCニーダ」と「HMAX Industry」で高品質スラリーの安定製造と歩留まり改善を支援

 栗本鐵工所<5602>(東証プライム)日立製作所<6501>(東証プライム)グループの日立ハイテクは5月11日、電池製造における混練プロセスの条件最適化に向けた協業を開始したと発表した。電池性能に大きく影響するスラリー製造工程を対象に、栗本鐵工所の混練技術やドメインナレッジ、運用データと、日立ハイテクの解析・分析技術、AI、インフォマティクス技術を融合したフィジカルAIを活用する。

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 同協業では、産業分野向け次世代AIソリューション群「HMAX Industry」の取り組みとして、栗本鐵工所の二軸連続式混練機「KRCニーダ」を用いる。高品質な高固形分スラリーの安定供給を実現する混練プロセスの最適化と検討期間短縮を検証し、電池性能向上や生産立ち上げ時の歩留まり改善に貢献する。

 具体的には、日立独自の生成AI技術に、特許や論文から得られる公知のナレッジと、栗本鐵工所製混練機のマニュアルやパドル情報を入力し、混練機の条件設定や制御条件を提案する。さらに、日立ハイテクの画像観察や電池評価などで得た試作データにプロセス・インフォマティクスを適用し、電池性能の予測や混練条件の最適化を進める。

 今後は、混練プロセスの最適化を実証した後、量産フェーズでの混練機の安定稼働と品質管理の自動化をめざす「混練機×AI×保守」による新たな混練ソリューションの構築に取り組む。混練機のトルクや温度、混練中の動画、変動係数や粘度などをAIで解析し、日立のデジタルツインを用いた予兆保全により、均質なスラリーの連続製造と安定供給を実現する方針である。

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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:23 | IR企業情報