商船三井<9104>(東証プライム)は5月11日、商船三井グループの商船三井クルーズが運航するクルーズ船「にっぽん丸」の引退セレモニーを実施したと発表した。同船は5月10日に横浜港へ帰港し、約35年の歴史に幕を下ろした。当日は大さん橋国際客船ターミナルでセレモニーが開かれ、7,000人を超える来場者が最後の航海を見守った。

にっぽん丸は1990年の就航以来、2,000本を超える航海を実施し、国内外400以上の港に寄港、延べ60万人以上の乗客を迎えてきた。商船三井クルーズが重視してきたおもてなしの心や船内での食事は高い評価を受け、日本のレジャークルーズ市場を牽引してきた。
今後は、2026年9月に就航する「MITSUI OCEAN SAKURA(三井オーシャンサクラ)」が、すでに運航中の「MITSUI OCEAN FUJI(三井オーシャンフジ)」と2船体制を組み、にっぽん丸の伝統を受け継ぐ。商船三井グループは経営計画「BLUE ACTION 2035」Phase 2で、クルーズ事業を非海運・安定収益型事業の一つに位置づけ、企業価値向上を図る。
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