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2026年05月12日

ユナイテッドアローズ、10月に持株会社体制へ移行、「TABAYAホールディングス」に商号変更し上場維持へ

■商号変更と上場維持が再編の柱

 ユナイテッドアローズ<7606>(東証プライム)は5月11日、2026年10月1日を目途に持株会社体制へ移行し、現ユナイテッドアローズの商号を「株式会社TABAYAホールディングス」に変更すると発表した。持株会社となる同社は、商号変更後も上場を維持する予定である。6月22日開催予定の定時株主総会で、吸収分割契約と定款変更の承認を得ることを条件に実施する。

■事業は新ユナイテッドアローズ社が承継

 同社は、100%子会社である新ユナイテッドアローズ社との吸収分割契約を締結する。現ユナイテッドアローズを分割会社とし、紳士服・婦人服および雑貨等の企画・仕入・販売事業を新ユナイテッドアローズ社に承継させる。承継会社は10月1日付で所在地を東京都渋谷区神宮前三丁目28番1号に変更し、事業会社として「株式会社ユナイテッドアローズ」の名称を引き継ぐ予定である。

■TABAYAホールディングスがグループ経営を担う

 持株会社体制への移行後、TABAYAホールディングスはグループ会社の事業活動に対する経営管理等を担う。持株会社はM&Aを含む多角化の推進、グループ経営の高度化、ガバナンス強化、子会社経営の自立性向上を進める一方、事業会社は既存事業の成長と事業領域の拡大を目指す。同社は2032年(2033年3月期)を目標とする長期ビジョンで、高感度・高付加価値ライフスタイル提供グループを掲げており、今回の再編はその実現に向けた経営基盤の整備となる。

■市場は再編後の成長投資を注視

 同件吸収分割は100%子会社への事業承継であり、業績への影響は軽微としている。2026年3月期の分割対象事業の売上高は1541億09百万円で、単体実績に対する比率は100%となる。投資家にとっては、上場を維持するTABAYAホールディングスが、持株会社としてどのように資本配分を行い、既存アパレル事業の収益力向上と新領域への展開を両立するかが焦点となる。アパレル市場では消費の選別色が強まるなか、商号変更後の成長戦略と具体的な投資方針が、今後の市場評価を左右しそうだ。

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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:50 | 話題株