■スチレンモノマーも終了、AN・PCDは海外含む供給体制へ移行
旭化成<3407>(東証プライム)は5月12日、2030年度を目途として水島製造所の一部誘導品事業を再構築する方針を決議したと発表した。スチレンモノマー、低密度ポリエチレン(LDPE)、高密度ポリエチレン(HDPE)は生産終了を予定する。
同社は、国内人口減少による内需縮小や東アジア地域での競争力低下、カーボンニュートラル対応を背景に、石油化学事業の構造転換を進める。対象製品の稼働率は低水準で推移しており、構造的かつ不可逆的な状況と判断した。移行期間として約4年を設け、生産終了まで安定供給を優先する。
アクリロニトリルは水島製造所の年20万トンの生産ラインを停止し、年5万トンのラインでAN・MANを併産する体制へ変更する。ポリカーボネートジオールは水島での年3千トン相当の生産を停止し、中国子会社などへ供給体制を移す。対象事業の2026年3月期売上高は1161億7400万円で、従業員251名は同社内で再配置する予定。
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2026年05月13日

































