■相対誤差10のマイナス18乗レベルの比較実現を視野に、国際協力の枠組みを整備
島津製作所<7701>(東証プライム)は5月12日、国際度量衡局(BIPM)、理化学研究所(理研)と、光周波数標準(OFS)に関する調査・検討に向けた協力を開始する覚書に調印したと発表した。調印式は同日に川崎市で開かれ、国際的な時間・周波数計測における可搬型光周波数標準の潜在的役割を議論し、共同で検討する最初の枠組みを定めた。
将来の「秒」の再定義を検討するには、光周波数標準同士の信頼できる比較が不可欠となる。時刻・周波数に関する諮問委員会(CCTF)は、各国の計量研究所が開発中の周波数標準同士を相対誤差10のマイナス18乗レベルで比較でき、光周波数標準が協定世界時(UTC)へ一貫して寄与することを重要な要件の一つに挙げている。
可搬型光周波数標準は、こうした国際比較を支援する手段の一つとして検討されている。今回の検討にはBIPM、理研、島津製作所のほか、産業技術総合研究所計量標準総合センター(NMIJ)も関与する予定で、他国の計量研究所や関連機関も平等な条件で参加できる開かれた体制とする見込みだ。
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2026年05月13日

































