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2026年05月14日

イノベーションホールディングス、26年3月期は大幅増収増益で増配、店舗転貸借事業が伸長

(決算速報)
 イノベーションホールディングス<3484>(東証スタンダード)は5月13日に26年3月期連結業績を発表した。大幅増収増益だった。主力の店舗転貸借事業において転貸借物件数が順調に積み上がったほか、店舗家賃保証事業や不動産売買事業の拡大も寄与した。27年3月期は不透明感に加え、店舗家賃保証事業における支店開設や大幅な人員増に伴う費用増加を考慮して減益予想としている。ただし保守的だろう。積極的な事業展開で収益拡大基調を期待したい。株価は2月の高値圏から反落してモミ合う形だが調整一巡感を強めている。出直りを期待したい。

■26年3月期大幅増収増益、27年3月期減益予想だが保守的

 26年3月期の連結業績は売上高が前期比20.1%増の200億12百万円、営業利益が50.5%増の20億41百万円、経常利益が58.2%増の22億64百万円、親会社株主帰属当期純利益が31.7%増の13億55百万円だった。配当は前期比6円増配の34円(期末一括)とした。配当性向は42.1%となる。

 大幅増収増益だった。主力の店舗転貸借事業において転貸借物件数が順調に積み上がったほか、店舗家賃保証事業や不動産売買事業の拡大も寄与した。

 店舗転貸借事業(店舗家賃保証事業を含む)は、売上高が17.4%増の178億03百万円で、営業利益が26.9%増の15億48百万円だった。転貸借契約件数(新規契約件数と後継付け件数の合計)は24.2%増の607件、期末時点の転貸借物件数は315件純増の3021件となった。旺盛な個人・小規模飲食事業者の出店需要に加え、営業組織の構造改革効果や仕入物件の対象拡大も寄与して、転貸借物件数が順調に積み上がっている。

 不動産売買事業は売上高が47.6%増の22億09百万円、営業利益が3.6倍の4億92百万円だった。7物件を売却、6物件を取得して期末時点の保有物件数は3件となった。大型かつ高収益な物件売却が寄与して大幅増収増益だった。

 全社ベースの業績を四半期別に見ると、第1四半期は売上高48億16百万円で営業利益5億54百万円、第2四半期は売上高45億90百万円で営業利益4億44百万円、第3四半期は売上高52億03百万円で営業利益4億52百万円、第4四半期は売上高54億03百万円で営業利益5億91百万円だった。不動産売買事業は四半期ごとに変動するが、主力の店舗転貸借事業のランニング収入が安定的に成長した。

 27年3月期連結業績予想は売上高が前期比13.8%増の227億75百万円、営業利益が4.3%減の19億53百万円、経常利益が12.3%減の19億86百万円、親会社株主帰属当期純利益が5.9%減の12億76百万円としている。配当予想は前期と同額の34円(期末一括)としている。予想配当性向は44.7%となる。

 不透明感に加え、店舗家賃保証事業における支店開設や大幅な人員増に伴う費用増加を考慮して減益予想としている。ただし保守的だろう。店舗転貸借事業の転貸借物件数の順調な増加や店舗家賃保証事業の成長加速など、積極的な事業展開で収益拡大基調を期待したい。

■株価は調整一巡

 株価は2月の高値圏から反落してモミ合う形だが調整一巡感を強めている。出直りを期待したい。5月13日の終値は1120円、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS76円06銭で算出)は約15倍、今期予想配当利回り(会社予想の34円で算出)は約3.0%、前期実績連結PBR(前期実績の連結BPS293円96銭で算出)は約3.8倍、そして時価総額は約198億円である。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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