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2026年05月15日

フジクラが続落、年初来高値更新後に一転急落、出来高は1億株超

■好決算後の利益確定売り膨らむ

 フジクラ<5803>(東証プライム)は15日、前日比536円安の5819円と急反落した。朝方は6999円まで買われたが、前日に年初来高値7933円を付けた反動から利益確定売りが優勢となり、午後には5725円まで下落した。出来高は1億2890万株に膨らみ、売買代金も7862億円規模。PER61倍台、PBR17倍台と高評価が意識され、短期資金の手じまい売りが加速した。

■情報通信事業の営業利益は65%増、データセンタ向け需要が拡大

 同社は14日、2026年3月期連結決算を発表した。売上高は前期比20.7%増の1兆1823億5800万円、営業利益は同39.2%増の1887億700万円、経常利益は同45.4%増の1994億8100万円、親会社株主に帰属する当期純利益は同72.5%増の1571億6300万円と大幅増収増益となった。

 けん引役は情報通信事業部門だった。生成AIの普及・拡大を背景にデータセンタ向け需要が伸長し、同部門の売上高は前期比44.7%増の6530億円、営業利益は同65.7%増の1527億円に拡大した。エネルギー事業部門も高採算製品の出荷増加や売価改善により、営業利益は同58.6%増の189億円となった。

 一方、エレクトロニクス事業部門はサプライチェーン問題や競争激化、タイバーツ高によるコスト増が響き、営業利益は同66.5%減の77億円に落ち込んだ。自動車事業部門は銅価高騰の影響を受けたものの、一過性のインフレ影響などの売価反映が進み、営業利益は同17.0%増の68億円となった。

 2027年3月期の連結業績予想は、売上高が前期比5.1%増の1兆2430億円、営業利益が同11.8%増の2110億円、経常利益が同9.3%増の2180億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同0.7%減の1560億円を見込む。年間配当は、2026年3月期が225円、2027年3月期は株式分割後ベースで38円を予想している。

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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 16:56 | 株式投資ニュース