キリンホールディングス<2503>(東証プライム)は5月14日、同社ヘルスサイエンス研究所と松山大学が、中高年の血管老化に着目し、L−シトルリン摂取による血管機能への影響を評価する臨床試験を実施したと発表した。高値血圧の健康な中高年で、血管内皮機能と肩こり・腰痛などの自覚症状の改善が示された。

同研究は、45歳以上70歳以下の健康な成人男女のうち、血管機能が低下している66名を対象に実施した。被験者にはL−シトルリン3,000mg/日、またはL−シトルリンを含まないプラセボを12週間摂取させ、摂取開始前、摂取6週目、12週目に評価した。
摂取開始前に高値血圧だった対象者では、血管内皮機能の指標であるFMDがプラセボ群と比べて有意に改善した。腰痛や肩こりの自覚症状、動脈硬化の助長因子である血中3−ニトロチロシン量についても改善が確認された。研究成果は5月15日から17日まで開催される「第80回日本栄養・食糧学会大会」で発表し、国際学術誌「Nutrition Research」に受理されている。
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