Arent<5254>(東証グロース)は5月19日、建設・プラント設計で熟練者が暗黙知として担ってきた複雑な微調整を、AIが自律的に解析・解消する特許技術を取得したと発表した。特許番号は特許第7839352号、発明の名称は「自動設定装置および自動設定方法」、登録日は2026年3月24日。

同技術は、BIMアプリケーションなどの操作ログをもとに、AIエージェントが正常か否かを判定し、最適な解決策を自律的に選択・実行する仕組み。生成AI(LLM/VLM)が専門マニュアルや過去の知見に基づき複数の解決策を立案し、正常化するまで実行と検証を繰り返す。従来の「修正案の提示」にとどまらず、解析から実行、結果検証までを人間を介さず完結させる点に独自性がある。
建設・プラント業界では、BIM導入が進む一方、設計要素の干渉や仕様不整合への対応が負担となり、熟練技術者への依存が課題となっている。同社は今後、同技術を「Lightning BIM」や「PlantStream」へ実装し、クラウド環境に加え、ローカル環境で動作する設計ソフトや製造・インフラなどの専門システムへの応用も視野に入れる。
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