アンリツ<6754>(東証プライム)は5月21日、高周波無線通信機器メーカのTAMAGAWA ELECTRONICS VIETNAM CO.,LTD.(多摩川電子ベトナム社)による無線通信インフラ機器の生産拡大に向け、同社のスペクトラムアナライザ/シグナルアナライザ「MS2850A」が採用されたと発表した。あわせて、自動試験体制の構築と量産安定化を支援した。

無線通信インフラ市場の拡大を背景に、多摩川電子ベトナム社では生産規模の拡大と厳格な通信品質要求への対応が課題となっていた。今回の生産拡大は同社にとって最大規模となるもので、従来の試験・検証手法では安定した量産体制の維持に課題が生じる可能性があった。このため、同社は試験の再現性を高め、品質を安定的に保証する自動試験体制の構築に着手した。
アンリツは測定器の提供に加え、試験システムの構築支援や運用定着に向けた技術サポートを実施した。その結果、多摩川電子ベトナム社は短期間で自動試験システムを構築し、製品ごとのばらつきを抑えた安定した試験環境を実現した。厳格な品質要求への対応と生産効率の向上を両立し、量産立ち上げ後も生産ラインは安定して稼働している。
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