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2026年05月21日

奥村組、山岳トンネル工事向け「装薬量計画システム」を開発

■5〜10分程度で全断面の装薬量を計画、出来形品質の安定化を支援

 奥村組<1833>(東証プライム)は5月21日、ジェーエムエーシステムズ、アクロクエストテクノロジーと共同で、山岳トンネル工事の発破掘削において、AIで適切な装薬量を計画する「装薬量計画システム」を開発したと発表した。コンピュータジャンボによる装薬孔の穿孔データを活用し、熟練技能者に依存しない発破掘削の出来形品質の安定化を目指す。

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 同システムは、コンピュータジャンボから取得した穿孔データを基に、過去の施工データを学習したAIモデルで装薬孔ごとの装薬量を計画する仕組みである。「穿孔データ取得・編集」「装薬量推論実行」「推論結果表示・出力」の3ステップで構成し、穿孔データの取得から推論結果の表示まで5〜10分程度で全断面の装薬量を計画できる。

 四国地方整備局発注の「令和5−7年度 窪川佐賀道路見付トンネル工事」で現場検証を行い、外周装薬孔の装薬量計画値と熟練技能者の実績値を比較した。実績値が装薬孔あたり400gだったのに対し、計画値は340〜390gとなり、概ね整合することを確認した。今後はトンネル現場への展開とAIモデルの精度改善を進め、穿孔配置計画システムとの統合による高度な発破パターン計画システムへの発展を目指す。

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