大東建託<1878>(東証プライム)と昭和商会は5月25日、共同開発した「ファン付きペルチェ式冷却ベスト」について、立教大学等への委託研究による実証実験で有効性を確認したと発表した。同製品は大東建託が工事職と工事監理職に貸与しているもので、ファンによる気化熱とペルチェ素子による直接冷却を組み合わせた点が特徴となる。

実証実験は、立教大学スポーツウエルネス学部の石渡貴之教授・安松幹展教授、松山大学人文学部の田中英登教授(横浜国立大学名誉教授)が共同で実施した。32℃(WBGT28℃)の暑熱環境下で軽運動中の生理・心理反応を測定した結果、上腕部の皮膚温上昇を約0.5℃抑制し、主観的快適感や認知機能の改善も確認された。
同製品はファン付き作業服にペルチェ素子内蔵の冷却プレートを搭載し、モバイルバッテリーで稼働する。冷却プレートは首元または脇下に装着でき、外気温度から約20℃低い冷却面を実現する。大東建託は夏季の建設現場の環境改善を進め、昭和商会は製品性能の向上と実用化を目指す。
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