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2026年05月25日

宗教法人の不正取得に歯止め、文化庁が不活動法人対策を強化へ

■不活動宗教法人対策を強化

 東京商工リサーチ(TSRデータインサイト)は5月24日、文化庁が活動実態のない「不活動宗教法人」などの悪用防止に向け、対策検討会議を開催したと伝えた。脱税やマネーロンダリング、テロ資金供与などへの利用を防ぐため、実態把握に向けた初の調査を行い、年内にもガイドラインを策定する方針である。

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■全国で5,019法人が該当

 文化庁によると、全国の宗教法人は2024年12月時点で約18万法人。このうち5,019法人は活動実態がなく、「不活動宗教法人」に該当する。東京商工リサーチの企業データベースと法人番号などで把握された宗教法人数は17万7,939法人に及ぶ。

■信教の自由と監督権限の難しさ

 宗教法人法では、宗教活動以外を目的とする利用は想定されていない。一方で、信教の自由の保障や政教分離原則から、所轄庁の権限は最小限に限定され、宗教的事項への関与も禁じられている。法人格の不正取得や売買に類似した取引への対応は、制度上の制約もあり容易ではない。

■愛知県が法人数最多、悪用防止は急務

 TSRのデータベースなどによると、宗教法人の主たる事務所は愛知県が8,869法人で最多となり、兵庫県、新潟県、千葉県、福岡県が続いた。後継者不在で放置された宗教法人を第三者が不正取得し、脱税などに悪用するケースもあり、文化庁はM&A業界や税理士会などに違法取引の助長防止を呼びかける。

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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 16:23 | 政治・経済・調査結果