
■W杯開幕控えスポンサー40社を調査
東京商工リサーチ(TSRデータインサイト)は5月26日、公益財団法人日本サッカー協会が開示したスポンサー40社を対象にした「日本サッカー協会スポンサー企業」動向調査を発表した。2026年6月11日に米国・カナダ・メキシコの3カ国共催でFIFAワールドカップが開幕するのを前に、サッカー日本代表・日本サッカー協会を支える企業の実態を分析した。
■売上1兆円以上は8社、大手から新興企業まで
業績が判明した36社の売上高トップはトヨタ自動車で、売上高は50兆6,849億円、前期比5.5%増だった。次いで、みずほフィナンシャルグループ、MS&ADインシュアランスグループホールディングスが続いた。売上高1兆円以上は8社、構成比22.2%となり、1,000億円以上は19社、同52.7%を占めた。一方、10億円未満も5社、同13.8%あり、設立10年未満の企業も4社含まれた。
■非上場が6割、柔軟な支援枠が参入を後押し
スポンサー企業40社のうち、上場企業は16社で、東証プライム上場14社、スタンダード上場2社だった。非上場企業は24社、構成比60.0%と6割を占め、アディダスジャパン、サムソナイト・ジャパン、グーグルなど世界的企業の日本法人も含まれる。2023年に刷新されたスポンサーシップや「SOCIAL VALUE PARTNER」などが、非上場・新興企業の参入を後押ししたとみられる。
■ブランド効果と投資対効果が焦点に
スポンサー開始時期では、1978年から日本サッカーを支えるキリンホールディングスが最古参となった。W杯の注目試合は世界で10億人以上の視聴が見込まれ、企業にとってブランド認知を高める機会となる。一方、スポーツ放映権料の高騰や視聴環境の変化を背景に、スポンサー企業は投資対効果やROIの見直しも迫られている。大会開幕後は、株価、販促効果、業績への波及が注目される。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)
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