アスカネット<2438>(東証グロース)は6月2日、葬儀会場で参列者が受付端末を通じてキャッシュレスで弔意を示せる新たな仕組みの提供を、2026年5月より開始したと発表した。葬儀会場での受付においてキャッシュレス決済を可能にする取り組みは、日本国内で初の事例(同社調べ)となる。

同取り組みは、有限会社みずぐち(静岡県伊豆市、「葬儀・家族葬のミックホールみずぐち」)の協力により開始した。受付端末を通じてその場で決済でき、香典袋の準備や記入が不要となる。参列者は突発的な参列にも対応しやすく、葬儀社は現金管理業務や未回収リスクを軽減できる。喪家にとっても受付対応の負担軽減や葬儀費用との調整につながる。
同社は2017年から葬儀社向けWEBサービス「tsunagoo(つなぐ)」を提供しており、訃報配信、供花・供物の注文、オンライン香典受付などを通じて葬儀のDX化を支援してきた。調査では日常生活で約84%がキャッシュレス決済を利用する一方、直近の葬儀では約89%が香典を現金で支払っていた。キャッシュレスでの弔意表現については賛否が分かれたが、「選択肢としてあってもよい」「条件によっては受け入れられる」と回答した人は約半数にのぼり、喪主・遺族の立場でも約7割が導入に一定の許容姿勢を示した。
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