■術前化学放射線療法との併用で有効性と安全性を評価
オンコリスバイオファーマ<4588>(東証グロース)は6月3日、腫瘍溶解ウイルスOBP−301の新たな適応である下部直腸がん及び肛門がんを対象としたPhase1b/2a臨床試験の治験届を、PMDA(独立行政法人医薬品医療機器総合機構)へ提出したと発表した。
同試験はパイロット試験として、術前化学放射線療法の対象となる下部直腸がん及び肛門がん患者に実施する。術前化学放射線療法にOBP−301を併用投与し、有効性と安全性を評価する計画で、有効性については投与完了後に局所の腫瘍縮小効果を判定する。
下部直腸がん及び肛門がんは、切除に伴い消化管ストーマ(人工肛門)の造設が必要となる代表的な疾患で、ストーマ造設後はQOL(Quality of Life)低下が知られている。同社は「切らずにがんを治療する」を開発コンセプトとするOBP−301について、2026年12月期に同試験の投与開始を計画する。なお、2026年12月期の決算数値への影響は軽微で、食道がんを最初の適応とする再生医療等製品としての承認や薬価収載を経て、同12月期にOBP−301の販売開始を予定している。
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2026年06月04日

































