■PayPayが生命保険分野へ参入
ソフトバンク<9434>(東証プライム)、ソフトバンクグループ<9984>(東証プライム)、LINEヤフー<4689>(東証プライム)、T&Dホールディングス<8795>(東証プライム)は6月4日、PayPayがT&DホールディングスからT&Dフィナンシャル生命保険の株式70.2%を取得し、子会社化することを発表した。取得は現金対価で実施し、PayPayの手元資金を充当する予定。取得価額は関連費用を含め概算1343億3800万円となる。
■登録ユーザー7400万人超に金融サービス拡充
PayPayは、キャッシュレス決済サービスを起点に、2026年5月時点で7400万人を超える登録ユーザーに対し、クレジットカード、銀行、証券などの金融サービスを展開してきた。今回、生命保険を加えることで、日常の決済から資産形成、保障、資産運用、資産承継まで、ユーザーのライフステージに応じた包括的な金融サービスの提供を目指す。
■既存事業とデジタル基盤を融合
T&Dフィナンシャル生命は、1947年に設立され、生命保険業を手がける。2026年3月期の経常収益は9128億2700万円、経常利益は123億2800万円、当期純利益は82億2100万円だった。PayPayは、同社の顧客基盤にデジタルプラットフォーム、UI/UX、マーケティング、組み込み型保険のノウハウを掛け合わせ、乗合代理店チャネルで築いた既存事業の成長と、デジタル生命保険領域での新たな顧客体験創出を図る。
■2027年10月1日に株式譲渡実行予定
株式譲渡実行日は2027年10月1日を予定する。実行には、関係当局等からの必要な許認可の取得、T&Dフィナンシャル生命におけるIFRS移行計画の実施、株式譲渡契約に定める前提条件の充足が必要となる。T&Dホールディングスは譲渡後も14.9%を継続保有し、OneIM Indigoも14.9%を取得する予定。各社は連結業績への影響を精査中としている。
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2026年06月05日

































