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2026年06月06日

サッカー特需の本命を探る、放映・用品・クラブ株に広がる物色候補

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■筆頭株主株に向かう視線

 W杯関連株の物色では、まずJリーグ各クラブの運営会社に関係する上場企業が候補となる。サイバーエージェント<4751>(東証プライム)メルカリ<4385>(東証プライム)MIXI<2121>(東証プライム)など、近年クラブ経営に本格的に関わる企業は、サッカー市場の成長テーマと結びつきやすい。伝統的な母体企業では、日産自動車<7201>(東証プライム)トヨタ自動車<7203>(東証プライム)エディオン<2730>(東証プライム)ヤマハ発動機<7272>(東証プライム)京セラ<6971>(東証プライム)パナソニックホールディングス<6752>(東証プライム)なども関連銘柄として意識される。もっとも、クラブ人気と企業業績の関係は一様ではなく、投資判断では事業規模や収益貢献の度合いを見極める必要がある。

■命名権銘柄と地域密着の効果

 ホームスタジアムのネーミングライツを取得する企業にも注目が向かいやすい。三協フロンテア<9639>(東証スタンダード)ユアテック<1934>(東証プライム)ケーズホールディングス<8282>(東証プライム)ニッパツ<5991>(東証プライム)ヨドコウ<5451>(東証プライム)フクダ電子<6960>(東証スタンダード)などは、クラブの露出増加や地域密着型マーケティングとの関係で連想されやすい。W杯でサッカーへの関心が高まれば、スタジアム名、看板、地域イベントを通じた企業認知の向上も期待される。ただし、命名権は広告・広報効果の側面が強く、短期的な業績押し上げ材料とは切り分けて評価したい。

■特需が直接届く周辺銘柄

 より直接的なW杯特需では、国内放映権を取得したとされる電通グループ<4324>(東証プライム)、中継に関わる日本テレビホールディングス<9404>(東証プライム)フジ・メディア・ホールディングス<4676>(東証プライム)が候補となる。スポーツ用品ではアシックス<7936>(東証プライム)ミズノ<8022>(東証プライム)、ゲームではコナミグループ<9766>(東証プライム)、サッカースクール関連では明光ネットワークジャパン<4668>(東証プライム)クリップコーポレーション<4705>(東証スタンダード)なども連想が働きやすい。もっとも、株価材料としては代表の成績、放送視聴、関連商品の販売、クラブ成績、個別企業の業績見通しが複合的に作用する。短期の熱狂と中期の収益貢献を分けて見極める視点が欠かせない。

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