明治ホールディングス<2269>(東証プライム)傘下の明治とザ・ファージは6月5日、千葉大学大学院医学研究院の川上英良教授との共同研究で、ヨーグルトの継続摂取により血糖コントロールが改善することと、腸内細菌叢の状態が効果の出やすさに影響する可能性を大規模介入研究で示唆したと発表した。

同研究では、非糖尿病の日本人成人303名を対象に、LB2038株とST1131株で発酵させたヨーグルト200gを84日間、毎日朝食時に摂取してもらい、持続血糖モニタリング(CGM)で血糖動態を評価した。その結果、平均血糖値、血糖波形の振幅、血糖波形のなめらかさの3指標が改善した。
また、摂取後には酪酸産生菌をはじめ、代謝機能との関連が報告されている腸内細菌が増加した。摂取開始前に酪酸産生菌が多い人ほど血糖波形の改善効果が高い可能性も示され、腸内細菌叢に基づく個別化栄養介入戦略の開発につながることが期待される。研究成果は5月19日に国際学術誌The Journal of Nutritionにオンライン掲載され、5月22日に第69回日本糖尿病学会年次学術集会で口頭発表された。
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