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2026年06月08日

【マーケットセンサー】日経平均急落、AI・半導体株に走った換金売り

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■7万円台目前から一転、2900円安の波乱

 6万8000円、6万9000円は通過点で、7万円台も視野に入ったと期待された日経平均株価が、前週末5日に一転して2900円安となった。上昇相場の牽引役だったAI(人工知能)・半導体関連株が、今度は下げの主役となり、指数全体の重荷となった。

■スペースX上場を控えた資金シフト観測

 市場では、6月12日に米国市場で新規株式公開(IPO)が予定されているスペースXを控え、史上空前規模の大型IPOへ資金を振り向けるため、日米のAI・半導体関連株に換金売りが広がっているとの見方が出ている。いわゆる「スペースX・ショック」が、短期的な需給悪化の一因として意識されている。

■金融イベントと地政学リスクが相場を揺さぶる

 では、12日を通過すればイベント一巡で日経平均株価は再び7万円台を目指すのか。それとも再発進には、6月15日から17日にかけて予定されている日米中央銀行の金融政策決定会合やFOMC(連邦公開市場委員会)の結果を待つ必要があるのか。米国とイランの停戦協議の行方も絡み、当面の日経平均株価は日々1000円規模で上下に振れる荒い展開が想定される。

■調整局面こそ次の物色対象を探る局面

 AI・半導体関連株の調整は、短期的には痛手となるが、中長期では次の投資テーマを見直す契機にもなる。相場の主役が急騰後に反落する局面では、単なる押し目買いだけでなく、投資単位の引き下げや株主還元を伴う銘柄に資金が向かう可能性がある。そこで浮上するのが、6月末に権利付き最終売買日を迎える株式分割銘柄である。

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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 19:39 | コラム