(決算速報)
ベステラ<1433>(東証プライム)は6月9日に27年1月期第1四半期連結業績を発表した。大幅増収増益と順調だった。大型工事が計画を上回って進捗し、利益面では子会社2社譲渡による低利益率工事の影響解消も寄与した。そして通期の大幅営業・経常増益予想を据え置いた。老朽化プラント解体工事の増加で中期的に市場環境は良好であり、積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価は反発力が鈍く年初来安値圏だが、下値固め完了感を強めている。好業績や高配当利回りを評価して出直りを期待したい。
■27年1月期大幅増収増益と順調、通期大幅営業・経常増益予想据え置き
27年1月期第1四半期の連結業績は、売上高が前年同期比29.3%増の32億73百万円、営業利益が164.1%増の3億53百万円、経常利益が204.2%増の3億70百万円、親会社株主帰属四半期純利益が80.0%増の2億25百万円だった。
大幅増収増益だった。大型工事が計画を上回って進捗し、売上高は子会社売却影響を吸収し、第1四半期として過去最高となった。利益面では大型工事の順調な進捗に加え、非コア事業の子会社2社を譲渡したことによる低利益率工事の影響解消も寄与した。営業利益は第1四半期として過去最高だった。営業利益2億19百万円増加の要因分析は増収要因で1億47百万円増加、原価増加要因で8百万円減少、人件費比率減少要因で74百万円増加、販管費減少要因で6百万円増加だった。
完成工事高は33.0%増の32億35百万円で、完成工事高の業種別構成比は製鉄が40%、石油・石化が39%、ガスが2%、3Dが2%、環境が8%、その他が9%、電力が1%だった。完成工事高に占める元請案件比率は30.3%だった。受注工事高は188.5%増の38億65百万円、期末受注残高は49.8%増の91億41百万円で、受注残高の業種別構成比は製鉄が35%、電力が22%、石油・石化が18%、ガスが2%、環境が22%、その他が1%となった。なお兼業売上高は子会社譲渡により61.6%減の38百万円だった。
通期連結業績予想は前回予想(26年3月12日付の期初公表値)を据え置いて、売上高が前期比16.7%増の130億円、営業利益が34.9%増の10億円、経常利益が33.6%増の10億20百万円、親会社株主帰属当期純利益が4.5%減の7億円としている。配当予想も前回予想(26年3月12日付の期初公表値)を据え置いて、前期と同額の40円(第2四半期末15円、期末25円)としている。予想配当性向は50.6%となる。
親会社株主帰属当期純利益については政策保有株式の売却益を見込まず減益だが、大型工事が牽引して大幅増収、大幅営業・経常増益予想としている。なお前期受注した長期大型案件を下期より着工するため下期偏重の見込みとしている。老朽化プラント解体工事の増加で中期的に市場環境は良好であり、積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。
■株価は下値固め完了
株価は反発力が鈍く年初来安値圏だが、下値固め完了感を強めている。好業績や高配当利回りを評価して出直りを期待したい。6月9日の終値は1017円、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS79円00銭で算出)は約13倍、今期予想配当利回り(会社予想の40円で算出)は約3.9%、前期実績連結PBR(前期実績の連結BPS609円14銭で算出)は約1.7倍、そして時価総額は約95億円である。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)
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2026年06月10日
ベステラ、27年1月期1Qは大型工事進捗で大幅増収増益、通期大幅営業・経常増益予想を据え置き
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:44
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