商船三井<9104>(東証プライム)は6月9日、船上におけるIT設備・システム仕様の共通標準を新たに整備したと発表した。今後、新造船の設計段階から同標準の適用を進め、将来的には既存船にも順次展開する計画である。

同取り組みは、グループ経営計画「BLUE ACTION 2035 Phase 2」に基づく「DXアクション2.0」の一環。従来、船上のIT設備・システムは船種や造船所、船舶管理会社ごとに異なり、新システム導入時には船ごとの事前調査が必要になるなど、効率的な活用に課題があった。
同社は標準化により、船上でのAI・デジタル活用や強固なセキュリティを支える基盤づくりを段階的に進める。船舶データの利活用を通じて安全運航の高度化と船員の働きやすさ向上を図り、海運業における船上デジタル環境の高度化をリードする考えだ。
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