■業績期待、M&A、AI活用、災害対応、既存店売上高の伸長などが焦点
・(注目銘柄)アインホールディングス<9627>(東証プライム):前2026年4月期業績の2回目の上方修正を手掛かりに3営業日続伸。純利益は170億円と2期ぶりに過去最高を更新する見込み。さくら薬局グループの寄与や処方箋単価上昇が業績を押し上げ、今期への期待も高まる。
・武田薬品工業<4502>(東証プライム):FDAが小児潰瘍性大腸炎・クローン病向けENTYVIOのsBLAを受理。対象は2歳以上の中等症から重症の活動期患者で、承認されれば同患者群に対する唯一の腸管選択的治療薬となる可能性がある。審査終了目標は2027年第1四半期。
・TDK<6762>(東証プライム):米Fabric8Labsを最大約4億米ドルで買収する最終契約を締結。独自の三次元金属構造形成技術ECAMを取り込み、AI普及で需要が高まるデータセンター向けサーマルマネジメント部品の提供体制構築を目指す。
・ガンホー・オンライン・エンターテイメント<3765>(東証プライム):Nintendo Switch 2専用ソフト『ニンジャラ2 未知なる惑星』を発表。2027年春発売予定で、前作のガムアクションを進化させたオープンワールド型作品として、最大4人の協力プレイにも対応する。
・LINEヤフー<4689>(東証プライム):100%子会社のPayPay保険サービスと「Yahoo!ほけん」を開始。LINE上で保険加入から請求まで完結できる仕組みで、まず「熱中症お見舞い金」と「コロナ治療薬お見舞い金」の2商品を提供する。
・エクサウィザーズ<4259>(東証グロース):グループ会社が法人向け生成AIサービス「exaBase 生成AI」で最新モデル「Claude Fable 5」の提供を開始。利用中ユーザーは追加申し込みなしで利用可能。約1400社の導入実績を背景に法人向けAI活用を広げる。
・水道機工<6403>(東証スタンダード):非常災害用造水装置「スイオー セイフティ U」を発売。河川水やプール水を原水に利用し、UF膜で一般細菌や大腸菌を除去する。1日10時間の運転で約1万人分の飲料水を確保でき、搬入後約30分で稼働可能とした。
・テスホールディングス<5074>(東証プライム):子会社テス・エンジニアリングが熊本県菊池市のFIP太陽光発電所向け蓄電池設置工事を受注。容量1万2900kWhの蓄電池システムを導入し、出力制御の影響抑制と売電収入の向上を狙う。
・デジタルハーツホールディングス<3676>(東証プライム):子会社AGESTが米Lazarus社と自律型AIサイバーセキュリティ基盤を共同開発へ。複数のAIエージェントが脆弱性を探索・再現・検証する仕組みで、2026年9月に包括型サービス提供を予定する。
・(銘柄分析)綿半ホールディングス<3199>(東証プライム):27年3月期は増収増益、12期連続増配を見込む。建設事業の伸長と小売事業の堅調推移に加え、綿半リゾート設立による観光事業への本格参入も成長材料。株価は調整一巡感を強め、出直り期待が意識される。
・(銘柄分析)朝日ラバー<5162>(東証スタンダード):27年3月期はコスト増を見込み減益予想ながら、売上高は過去最高を計画。医療用ゴム製品や卓球ラケット用カバーが増収をけん引する見通し。高配当利回りや1倍割れの低PBRも評価材料とされる。
・(銘柄分析)協立情報通信<3670>(東証スタンダード・名証メイン):27年3月期は小幅増収増益予想。法人向けソリューションやモバイル事業が堅調に推移する見込み。低PER、高配当利回り、低PBRの割安感がある一方、東証では流通株式時価総額基準への適合確認が焦点となる。
・(銘柄分析)シナネンホールディングス<8132>(東証プライム):27年3月期は大幅増収増益予想。エネルギー、メンテナンス、モビリティ各事業が好調に推移する見通し。主力事業会社の再編やEスマートエナジー完全子会社化も進め、サービス会社への転換を加速する。
・(銘柄分析)ケンコーマヨネーズ<2915>(東証プライム):27年3月期は増収予想で、原材料価格高止まりを考慮し小幅減益を見込む。価格改定や生産効率向上、調味料・加工食品事業の伸長が収益回復材料。高配当利回りや低PBRも評価材料とされる。
・アルペン<3028>(東証プライム):2026年6月期の期末配当予想を5円増配し、30円に引き上げ。第2四半期末配当25円と合わせ、年間配当は55円となる見通し。通期業績の進捗状況と経営環境を総合判断し、前期比5円増配を予定する。
・地盤ネットホールディングス<6072>(東証グロース):Kaihou社との資本業務提携を背景に、新規事業の検討状況を発表。住宅地盤関連事業に加え、「投資に関する事業」を検討対象に位置付け、新規事業準備室で実施体制やリスク管理、資金調達を協議する。
・レダックス<7602>(東証スタンダード):提携先のSuperXグループが「Interop Tokyo 2026」に出展。AIサーバーや1.6T光モジュールなどを披露し、レダックスは販売エージェントと認定物流パートナーとして商流活性化を狙う。
・THE WHY HOW DO COMPANY<3823>(東証スタンダード):子会社コーウェルとグッドマンがクロスセルを開始。LED照明・看板の省エネ提案と、電気・通信・水道インフラ探索機器を一体提案し、建物・施設の省エネとインフラ点検需要を取り込む。
・ネクセラファーマ<4565>(東証プライム):創薬AIコンソーシアム「OpenFold」へ参画。AWS、Microsoft、NVIDIAや大手製薬企業が支援・参加する国際的研究エコシステムに加わり、独自のNxWaveプラットフォーム強化を図る。
・ベガコーポレーション<3542>(東証グロース):5月のLOWYA事業売上高は15億6400万円となり、前年同月比13.7%増。4月に続き2カ月連続で前年を上回った。家具・インテリアECに加え実店舗展開を進め、5月末の実店舗数は前年同月比6店増の15店。
・MonotaRO<3064>(東証プライム):5月売上高は前年同月比15.5%増の288億4000万円。営業日数が前年の20日から18日に減少する中でも増収を確保した。1〜5月累計は1553億6100万円で22.1%増と堅調に推移した。
・アズワン<7476>(東証プライム):5月単体売上高は前年同月比10.2%増の85億8700万円。営業日数は前年より2日少ない18日だったが、1日あたり売上高は22.4%増と大きく伸長。ラボラトリー、インダストリー、メディカルの主要3分野が堅調だった。
・SRAホールディングス<3817>(東証プライム):5月の月次売上高速報で、主要子会社すべてが前年同月を上回った。SRAは7.2%増、AITは6.0%増、国内子会社は8.7%増、海外子会社は7.6%増。27年3月期計画売上高555億円に向け進捗を開示した。
・イオン<8267>(東証プライム):5月のイオンリテール既存店売上高は5.9%増。初夏物衣料、UV関連商品、空調家電、食品・日用品が伸長した。イオンモールの既存モール専門店売上高も11.4%増と好調で、体験型・時間消費型テナントがけん引した。
・丸千代山岡家<3399>(東証スタンダード):5月既存店売上高は前年同月比8.9%増、客数は8.0%増、客単価は0.8%増。全店売上高も14.9%増と堅調に推移した。5月末店舗数は「ラーメン山岡家」187店舗、その他11店舗の計198店舗。
・パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス<7532>(東証プライム):6月国内リテール既存店売上高は5.0%増。季節品、外出関連商品、値上げ発表後の次世代ゲーム機需要が寄与した。客数は1.6%増、客単価は3.4%増で、休日2日増も押し上げ要因となった。
・トライアルホールディングス<141A>(東証グロース):5月既存店売上高は7.2%増、客数は2.0%増、客単価は5.1%増となり、既存店売上高と客数はいずれも今期最高の伸びを記録。休日増と高気温を追い風に、生鮮食品、PB商品、夏物季節商品が伸長した。
・チムニー<3178>(東証スタンダード):5月の直営店既存店売上高は4.4%増、客数も4.4%増、客単価は前年並み。全店売上高は11.5%増だった。「牡蠣フライ×GINONフェア」や季節料理、コラボ商品、夏のプレミアムコースが集客を支えた。
・エー・ピーホールディングス<3175>(東証スタンダード):5月国内飲食店の既存店売上高は4.0%増、客数は1.1%増、客単価は1.7%増。専門店・レストラン業態への集中投資が既存店をけん引した。一方、全店売上高は店舗閉店や前年のテレビ露出効果の反動で5.8%減。
・フェスタリアホールディングス<2736>(東証スタンダード):5月の国内事業既存店売上高は18.6%増。客数は3.2%増、客単価は14.9%増となった。価格改定の影響は限定的で、ブライダル関連商品が堅調。EC売上も中旬以降の出荷体制正常化と販促強化で前年を上回った。
・綿半ホールディングス<3199>(東証プライム):5月の小売事業月次は全店売上高102.4%、既存店売上高103.2%と堅調。休日の天候不良でレジャー用品や園芸用品は伸び悩んだが、複数店舗の大規模改装、SHINルビー牛の拡販、本マグロ解体ショーなどが売上・客単価を押し上げた。
・ファンデリー<3137>(東証スタンダード):医師執筆のWebメディア「パワーアップ!食と健康」第78回を掲載。堺平成病院の島谷浩幸先生が、咀嚼の健康効果と噛む回数を増やす食事の工夫を紹介。咀嚼による脳血流促進、虫歯・歯周病予防、死亡率低下との関連などを解説する。
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2026年06月11日
【主なニュース&材料】銘柄分析・小児IBD治療薬・AIデータセンター・月次売上・新規事業・生成AI――成長材料広がる
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