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2026年06月12日

ネオジャパン、27年1月期1Qは計画上回る増収増益、クラウドサービス伸長で通期上振れ余地

 ネオジャパン<3921>(東証プライム)は6月11日に27年1月期第1四半期連結業績を発表した。社内計画を上回る増収・営業増益で過去最高と順調だった。グループウェアdesknet‘s NEOクラウドを中心にクラウドサービスが伸長した。そして通期の増収増益予想を据え置いた。期末に向けてストック売上が積み上がる収益構造であることに加え、第1四半期が計画を上回ったことも勘案すれば通期予想に上振れ余地があり、積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価は徐々に水準を切り下げる形で軟調だが、調整一巡して出直りを期待したい。

■27年1月期1Qが計画を上回る増収増益と順調、通期上振れ余地

 27年1月期第1四半期の連結業績は売上高が前年同期比4.1%増の20億77百万円、営業利益が6.2%増の6億83百万円、経常利益が9.0%増の7億13百万円、親会社株主帰属四半期純利益が9.0%増の4億87百万円だった。社内計画を上回る増収・営業増益で過去最高と順調だった。グループウェアdesknet‘s NEOクラウドを中心にクラウドサービスが伸長した。

 ソフトウェア事業(米国子会社DELCUIを含む)は売上高が5.5%増の15億81百万円、営業利益(セグメント間取引消去前)が6.5%増の6億95百万円だった。

 売上高の内訳は、クラウドサービスが10.5%増の11億36百万円、プロダクトが2.9%減の4億26百万円、技術開発が42.3%減の18百万円だった。クラウドサービスの内訳は、月額売上合計が11.6%増の11億24百万円(グループウェアdesknet‘s NEOクラウドが8.6%増の9億29百万円、ノーコード業務アプリ作成ツールAppSuiteクラウドが36.2%増の1億17百万円、ビジネスチャットChatLuckクラウドが16.8%増の26百万円、その他月額売上が18.8%増の50百万円)で、その他役務作業等が42.8%減の12百万円だった。クラウドサービスはdesknet‘s NEOクラウドのセットプラン利用ユーザー数が順調に増加したほか、AppSuiteクラウドとChatLuckクラウドの利用ユーザー数も増加した。プロダクトはサポートサービスが順調に積み上がったが、ライセンス販売が減少した。

 ソフトウェア事業のストック売上高は9.9%増の13億51百万円、ストック売上比率は3.5ポイント上昇して85.6%、ARR(各四半期末時点の単月ストック売上高に12を乗じて年次換算した数値)は6.7%増の54億58百万円となった。また、desknet‘s NEOのプロダクト累計販売実績数は2.3%増の469.5万ユーザー、クラウドユーザー数は3.8%増の56.9万ユーザー、AppSuiteのプロダクト累計販売実績数は10.0%増の46.4万ユーザー、クラウドユーザー数は32.2%増の11.9万ユーザーとなった。

 システム開発サービス事業(子会社のPro−SPIRE)は売上高が2.4%増の4億94百万円、営業利益が22.2%増の12百万円だった。増収増益だった。既存取引先のプロジェクト規模拡大による増収効果に加え、外注費の削減なども寄与した。海外事業は売上高が16.5%増の20百万円で、営業利益が24百万円の損失(前年同期は19百万円の損失)だった。営業人員強化など先行投資段階である。

 通期の連結業績予想については前回予想(26年3月11日付の期初公表値)を据え置いて、売上高が前期比4.7%増の86億19百万円、営業利益が7.3%増の26億80百万円、経常利益が5.1%増の27億42百万円、親会社株主帰属当期純利益が3.7%増の18億76百万円としている。配当予想も据え置いて、前期比2円増配の54円(第2四半期末27円、期末27円)としている。予想配当性向は40.3%となる。

 増収増益・増配予想としている。引き続きソフトウェア事業の好調が牽引する見込みだ。第1四半期の進捗率は売上高が24.1%、営業利益が25.5%、経常利益が26.0%、親会社株主帰属当期純利益が26.0%である。通期予想を据え置いたが、期末に向けてストック売上が積み上がる収益構造であることに加え、第1四半期が計画を上回ったことも勘案すれば通期予想に上振れ余地があり、積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。

■株価は調整一巡

 株価は徐々に水準を切り下げる形で軟調だが、調整一巡して出直りを期待したい。6月11日の終値は1500円、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS133円88銭で算出)は約11倍、今期予想配当利回り(会社予想の54円で算出)は約3.6%、前期実績連結PBR(前期実績の連結BPS533円23銭で算出)は約2.8倍、そして時価総額は約211億円である。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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