千代田化工建設<6366>(東証スタンダード)とNTT東日本は6月12日、IOWNのAPNを活用した「次世代リモートO&Mモデル」の確立に向けた実証を開始すると発表した。総務省令和8年度「地域社会DX推進パッケージ」に採択されたもので、シーメンス、日本エマソングループと連携し、産業分野における持続可能で高度な遠隔運転・保全モデルの実現をめざす。

実証では、千代田化工建設の子安オフィス・リサーチパークとNTT東日本のNTT中央研修センタをIOWN APNで接続する。高速大容量、低遅延・ゆらぎゼロの通信特性を活用し、遠隔地からのリアルタイム設備監視、制御操作、異常兆候の検知などを検証する。人材不足や熟練技術者の高齢化、設備老朽化、災害対応など、地域プラントが抱える課題への対応を狙う。
実証期間は2026年7月から2027年2月までを予定する。NTT東日本はプロジェクト統括とIOWN APN提供、千代田化工建設は擬似的なプラント環境構築と実証を担う。2027年度に実装候補プラントで安全運用性や保全性、安定性を検証し、2028年度以降に実用的なO&Mモデルの確立をめざす。
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