■無担保コール翌日物の誘導目標を引き上げ、6月17日から新利率を適用
日本銀行は6月16日、政策金利の追加利上げと長期国債買い入れの段階的減額を発表した。金融政策決定会合で、無担保コールレート(オーバーナイト物)の誘導目標を0.75%程度から1.0%程度へ引き上げることを、賛成7、反対1の多数決で決定した。政策金利が1.0%水準に達するのは1995年以来、31年ぶりの高水準となる。
背景には、物価の上振れリスクへの警戒がある。消費者物価(除く生鮮食品)は政府のエネルギー負担緩和策により1%台半ばで推移する一方、中長期の予想物価上昇率は上昇を続け、原油価格上昇を起点とする価格転嫁も進む。補完当座預金制度の適用利率は1.0%、基準貸付利率は1.25%に引き上げ、6月17日から適用する。
同時に、長期国債の買い入れ予定額を段階的に減額する方針も決めた。月間買い入れ額は2027年1〜3月まで毎四半期2000億円程度ずつ減らし、2027年4月以降は月2兆円程度とする。日銀は今後も経済・物価・金融情勢を点検し、政策金利の引き上げで金融緩和の度合いを調整していく方針を示した。
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2026年06月16日

































