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2026年07月01日

【注目銘柄】アルトナー、株式分割と12期連続増配予定を材料に3連騰、続伸業績も支えに

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■分割・増配の権利取り買いが増勢

 アルトナー<2163>(東証プライム)は、前日30日に12円高の1982円と3営業日続伸して引け、この2カ月間続けているボックス相場の上限を上抜く動きをうかがわせた。

 同社株は、今年6月16日に株式分割を発表しており、その基準日が今年7月31日であることに加え、今2027年1月期の配当を12期連続増配と予定している。中間配当の権利付き最終売買日も7月29日と迫っていることから、分割・増配の権利取りの買いが増勢となった。今1月期業績は、純利益は優遇税制の関係で伸び悩むものの、売り上げ、営業利益、経常利益は続伸を予想していることもフォロー材料視されている。

■半導体製造装置メーカー向け派遣技術者が増加し派遣単価も上昇

 株式分割は、投資単位当たりの金額を引き下げ、株式の流動性を高めることにより、投資しやすい環境を整えるとともに投資家層を拡大することを目的としている。7月31日を基準日に1株を2株に分割する。

 また、今1月期の配当は、配当性向を50%以上とする配当政策に従い、年間86円(前期実績84円)と12期連続の増配を予定している。中間配当は43円を予定し、期末配当は株式分割を受け21.5円とするが、実質の年間86円配当に変わりはない。

■技術者派遣需要が旺盛、子会社2社もフル寄与へ

 一方、今1月期業績は、売り上げ140億2100万円(前期比16.4%増)、営業利益20億1700万円(同10.7%増)、経常利益20億100万円(同9.8%増)、純利益12億4800万円(同0.9%減)と見込んでいる。

 主力の技術者派遣事業で、自動車メーカーや半導体製造装置メーカーからの技術者派遣要請が引き続き旺盛で、新卒技術者を153名、キャリア技術者を120名採用した。派遣技術者の増加、稼働率アップ、派遣単価の続伸に加え、前期に子会社化したクリップソフト(静岡市、浜松市)や情報技研(栃木県宇都宮市)もフル寄与することなどが要因となる。

 なお純利益は、優遇税制の適用を今のところ見込まず、過去最高となった前期実績からの微減を予想している。

■25日線水準の中段固めから年初来高値奪回を目指す

 株価は、情報技研の株式取得を手掛かりに年初来高値2258円まで買われた。その後は、配当権利落ちとともに下値を探り、今期業績の続伸・連続増配予想にも反応薄で年初来安値1885円まで調整した。

 売られ過ぎ修正でリバウンドしたものの、1900円台で頭打ちとなり、25日移動平均線水準を出没するボックス相場にとどまっていた。今回の株式分割発表にも反応は限定的だった。

 それだけにPERは16.8倍、配当利回りは4.33%と割り負けており、分割・増配の権利取りとともに値幅効果も期待できそうだ。年初来高値から同安値への調整幅の半値戻しとなる2071円を奪回し、全値戻しを目指す展開となろう。(情報提供:日本インタビュ新聞・インベストメントナビゲーター:株式投資情報編集長=浅妻昭治)

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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:32 | 注目銘柄