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2026年07月02日

【注目銘柄】NSグループ、家賃保証需要の拡大で業績続伸、直近IPO株人気が再燃へ

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■PER9倍台、配当利回り5%台で割安感、上場来高値奪回に再挑戦

 NSグループ<471A>(東証プライム)は、前日1日に2円安の1462円と小幅続落して引けた。同社株は、今年6月3日につけた直近安値1354円から底上げ途上にあり、上値では目先の利益を確定する売り物が続いた。

 ただ、取引時間中の安値1456円からは小戻しており、今年6月23日に発表した自己株式取得と、今2026年12月期業績が続伸し、純利益が連続して過去最高を更新すると予想されていることを手掛かりに、押し目買いも交錯した。株価推移上でも、昨年12月16日の新規株式公開(IPO)時の公開価格1300円近辺で下値を確認し、その時の初値1409円を上抜いていることから、直近IPO株人気の再燃も意識されている。

■新規保証料や更新保証料が順調に伸び今期1Q業績も2ケタ増収増益

 自己株式取得は、資本効率の改善と株式報酬型ストックオプション(新株予約権)制度で交付する株式に充当することを目的としており、取得株式総数を81万株(発行済み株式総数の1.66%)、取得上限を15億円、取得期間を今年7月1日から8月31日までとして実施する。

 同社はこれに先立って、今年5月29日にも自己株式買付取引を実施し、買付価格1431円で346万9400株を取得総額49億6471万円で取得した。

■家賃債務保証事業が業績をけん引

 一方、今2026年12月期業績は、売り上げ330億6900万円(前期比10.9%増)、営業利益118億9800万円(同20.5%増)、経常利益113億7900万円(同19.1%増)、純利益79億円(同24.9%増)と2ケタ続伸を見込み、純利益は前期の過去最高(63億2500万円)を連続更新する。

 賃貸不動産市場は、未婚率の上昇や高齢化により単身世帯が増加し、外国人労働者世帯の増加も加わって賃貸需要が拡大している。同社の家賃債務保証事業でも、新規保証契約や更新契約が順調に推移するとともに家賃単価も上昇し、新規保証料や更新保証料が続伸していることが要因となる。

 今年5月15日に開示した今12月期の立ち上がりとなる第1四半期(2026年1月〜3月期、1Q)業績も、2ケタの増収増益で着地した。なお、今期配当は年間76円を予定している。

■PERは9倍台、配当利回りは5%台と割り負け

 株価は、昨年12月16日に公開価格1300円でIPOされ、1406円で初値をつけた。直後にIPO後の安値1274円へ下ぶれたものの、今12月期業績の連続過去最高更新予想を手掛かりに上場来高値1799円まで買い進まれた。

 その後はAI(人工知能)・半導体関連株相場が続くなか、人気株圏外として1354円まで調整し、初値を下回るとともに公開価格寸前で下値を確認して出直り途上にあり、自己株式取得がフォロー材料となった。

 PERは9.6倍、配当利回りは5.19%となお出遅れており、直近IPO株人気を再燃させ、上場来高値奪回に再チャレンジしよう。(情報提供:日本インタビュ新聞・インベストメントナビゲーター:株式投資情報編集長=浅妻昭治)

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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:34 | 注目銘柄