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2026年07月02日

カカクコム争奪戦が激化、LINEヤフー・ベイン連合が法的拘束力ある対抗提案

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■「価格.com」「食べログ」「求人ボックス」めぐり非公開化案、KDDI合意なら3500円

 LINEヤフー<4689>(東証プライム)は7月1日、米投資ファンドのベインキャピタルと共同で、カカクコム<2371>(東証プライム)に対し、同社株式の非公開化を目的とする法的拘束力のある提案書を提出したと発表した。提案は、ベインキャピタルが保有・運営するSPVを公開買付者とし、普通株式と新株予約権を対象に現金対価の公開買付けを行い、その後のスクイーズアウト手続きで全株式を取得する内容である。

 買付価格は1株3384円で、KDDI<9433>(東証プライム)と不応募契約を締結できた場合は3500円とする。先行するKamgras 1の公開買付価格を12.80%、KDDIとの契約成立時には16.67%上回る水準となる。Oasisとは3820万548株について応募契約を締結した。公開買付けは、カカクコムの賛同・応募推奨、競争法上のクリアランスなどを前提とする。

■身近なネットサービスをめぐる大型再編に

 カカクコムは「価格.com」「食べログ」「求人ボックス」を展開し、2026年3月期の売上収益は前期比20.0%増の941億円と過去最高を更新した。一方、求人ボックスへの成長投資やAI投資などにより、営業利益は7.0%減の272億円となった。成長分野の収益化と、AI時代における送客モデルの再構築が経営課題となっている。

 LINEヤフー側は、Yahoo!検索、LINE公式アカウント、LINEミニアプリ、AIエージェント、PayPayなどを活用し、価格比較、飲食店予約、求人検索への送客や決済体験を強化する構想を示した。AI検索でサイト流入が減る「ゼロクリック」問題への対応も掲げており、国内ネットサービス再編の行方を左右する大型対抗提案として注目される。

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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 14:22 | 話題株