ウェザーニューズ<4825>(東証プライム)は7月8日、AI搭載の航海気象サービス「SeaNavigator」のスマートフォン向けアプリの提供を開始したと発表した。船舶の危険や運航計画の変更情報をプッシュ通知で知らせ、海運業界の安全運航と業務効率化を支援する。

新アプリは、AIS(船舶自動識別装置)データを常時分析し、港湾以外での急な「速度低下」や「漂流」を自動検知する。漂流は船速0.5ノット未満の状態が2時間以上続いた場合に通知する仕組みで、陸上オペレーターは高解像度の風・波予測や船舶データをスマホで即座に確認できる。
運航計画の変更では、推奨ルートや到着予定時刻、スピード、燃料消費量などをアプリ上で確認し、承認ボタンで意思決定できる。事前の運用試験では、従来平均約24時間かかっていた提案から本船への指示までのプロセスを平均約6時間、早い場合で約23分に短縮した。同社は今後、船舶への自動送信や航路逸脱アラートなどの機能拡充を進める。
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