■長崎県壱岐市で1年間の実証開始、メガワット級実証機へ展開
電源開発<9513>(東証プライム)、 東京電力ホールディングス<9501>、中部電力<9502>、川崎汽船<9107>、住友重機械工業<6302>、アルバトロス・テクノロジーの6社は7月8日、次世代浮体式風車「浮遊軸型風車(FAWT)」の小型実験機を長崎県壱岐市内の実証海域に設置し、海上実証を開始したと発表した。実証期間は7月2日から1年間の予定である。
実験機は3枚の直線翼から成る垂直軸型風車と円筒浮体を組み合わせた構造で、ロータ直径は9.3m、浮体直径は1.7m、最大出力は20kW。海底アンカーにつながる3本の係留システムで位置を保持する。実海域で技術成立性を検証し、実証後は部材の状態調査・分析により長期運用に向けた課題を整理する。
日本では遠浅海域が限られるため、深海域にも適用できる浮体式洋上風力の導入拡大が課題となる。FAWTは構造の簡素化や低重心化により、浮体式洋上風力発電のコスト低減と国産化を目指す技術である。6社は実証成果と大型機に向けた基礎検討を発展させ、メガワット級実証機の開発と将来の商用化につなげる。
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2026年07月09日

































