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2026年07月09日

NTT、DHAやEPAなど5種の機能性脂肪酸量を高めた珪藻の育種に成功

■細胞当たり最大1.8倍、魚粉・魚油代替の養殖飼料開発を加速

 NTT<9432>(東証プライム)は7月7日、独自の育種技術により、養殖飼料に重要なDHAやEPAなど5種の機能性脂肪酸の含量を同時に高めた珪藻の育種に成功したと発表した。細胞当たりで最大1.8倍まで向上させ、魚粉・魚油に依存しないサステナブルな水産養殖飼料の開発に向けた基盤になるとしている。

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 養殖飼料の主要原料である魚粉や魚油の多くは天然の小型魚に由来し、環境負荷の増大が課題とされる。珪藻は天然資源に依存せず生産でき、DHAやEPAなどの機能性脂肪酸を生成する代替候補である。今回の研究では、養殖現場で利用されている海洋性珪藻キートセロス・グラシリスを対象に、遺伝子変異を導入して候補株を取得した。

 候補株では、DHA、EPAに加え、α−リノレン酸、ジホモ−γ−リノレン酸、リノール酸の含量も同時に増加した。育種株は遺伝子組換え技術を適用しておらず、商用化に伴う制約を抑えられる点も特徴。今後は飼料としての性能評価を進め、養殖飼料以外の高機能素材用途への展開も検討する。

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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:43 | 新製品&新技術NOW