清水建設<1803>(東証プライム)は7月8日、建設現場における労働力不足の解消と、生産性・安全性の向上を目的に、AIロボット(フィジカルAI)の現場実装に向けた取り組みを開始したと発表した。既にヒューマノイドロボットによる現場巡回や、ロボットアームによる塗装作業の実用化を視野に、本格的な実証を進めている。

同社は、作業の進捗により環境が日々変化する建設現場では、状況を把握し適応的に動作できるAIロボットの活用余地が大きいとみる。施工中の「Torch Tower」建設現場では、手にカメラを持ったヒューマノイドロボットが1.0m/sの速度で自律歩行し、指定ルートを巡回した。
取得映像は、マルチモーダルLLMを活用したAI技術で解析し、現場巡回など管理業務の効率化につなげることも検討する。今後は建設現場のデータ収集・分析、シミュレーション、AI学習モデルの構築、ロボット実装を循環させる建設業向けAIエコシステムを構築し、ソニーなど複数企業の技術協力を得ながら、AIロボットの実用化を進める方針である。
◎日刊株式投資情報新聞(無料)登録受付中!

































