ラキール<4074>(東証グロース)は7月21日、次世代AIシステム開発基盤「LaKeel AI Platform」を大幅にバージョンアップし、AIが設計書を基に夜間も自律的にシステム実装を続ける新機能「オーバーナイト開発」の提供を開始した。要件定義・基本設計をAIで支援する「LaKeel Blu」から実装までをシームレスにつなぎ、人員規模に依存しない開発体制を目指す。

新機能はAWSなどのクラウドサーバー上で稼働し、開発者が退勤時に設計書を指定すれば、夜間もAIエージェントがタスク分解やコード記述を自律的に継続する。判断に迷う事項は「仮決め」して作業を進め、確認事項を「申し送り事項」として整理する。AIエージェントの並列稼働により、時間的・環境的リソースの制約を抑え、翌朝に動作するシステムを確認できる開発スタイルを実現する。
パイロット案件では夜間に処理できるタスク量が従来比で何倍にも増え、AI開発研修に参加した約30名のマネージャークラスからは、前後工程を含む全体工数を「約70%削減できるイメージ」との評価を得た。今後はUIテストなど自動化範囲の拡大や複雑なプログラムへの対応を強化し、長期的にはエラー検知から原因調査、修正コード生成、デプロイ準備までを24時間自動化する「AI監視」の実現を目指す。
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