日立製作所<6501>(東証プライム)とエネウィルは8月5日、系統蓄電所に蓄えた再生可能エネルギー由来電力のグリーン価値を証明し、売電事業に活用する協業を開始した。日立が開発した蓄電電力のグリーン価値認証サービス「Storing RE」を用い、発電、充放電、受電データを連携させ、蓄電池を介した再エネ電力の環境価値を追跡・可視化する。

エネウィルが北海道名寄市で運用する「名寄1蓄電所」は、出力1,999kW、容量8,128kWh。五十嵐ホールディングスが運用する出力1,500kWacの太陽光発電所から電力を充電し、需要の多い時間帯に近隣4施設へ供給する。30分単位のデータを一元管理し、通常電力と再エネ電力が混在しても再エネ由来の需給量を算定できる。
同サービスは第三者機関の認証を受け、データの消失や二重計上を防ぐ。両社は今後、環境価値を付加した蓄電所事業の高度化と収益化を進める。日立は発電量、需要、蓄電池劣化、市場価格のAI予測を組み合わせ、環境価値と経済価値を最適化する「HMAX Industry」として国内外での販売を目指す。
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