■最高益・増配、資源循環、AI活用、事業承継、複合開発、既存店増収など企業の成長戦略相次ぐ
・(注目銘柄)ダイハツインフィニアース<6023>(東証スタンダード):2027年3月期予想を上方修正し、売上高1070億円、営業利益100億円、純利益71億円を見込む。純利益は2期連続で過去最高を更新する見通し。受注残高の拡大や姫路新工場の稼働、販売好調、円安を背景に、年間配当も83円へ増額した。
・東洋製罐グループホールディングス<5901>(東証プライム):傘下の東洋製罐が、軟包装材関連9社によるプラスチック容器包装の資源循環実証に参画。剥離・脱墨技術や設備を共同利用する協創型プラットフォームについて、再生材の品質、コスト、供給安定性や社会実装に必要な条件を検証する。
・ニプロ<8086>(東証プライム):アリピプラゾール錠、散剤、OD錠の一部製剤について、「うつ病・うつ状態」の効能・効果と用法・用量の追加承認を取得。既存治療で十分な効果が得られない成人に通常1日1回3mgを投与し、症状に応じて増減するが上限は1日15mgとする。
・重松製作所<7980>(東証スタンダード):福島県田村市の第二船引事業所第三工場に係る企業立地補助金7億4100万円を受領し、2027年3月期第2四半期に特別利益として計上する。従来の業績予想には織り込んでいないが、現時点では予想を据え置き、業況を精査する。
・クボタ<6326>、三井不動産<8801>(各東証プライム)など:大阪市浪速区のクボタ旧本社跡地で、約1万2500人収容の多目的アリーナ、ホテル、商業施設を整備する複合開発を始動。街区名を「Kubota field」とし、2032年以降の開業を目指す。
・(決算速報)クレスコ<4674>(東証プライム):2027年3月期第1四半期は、ITサービス事業のエンタープライズ分野と金融分野が牽引し、2桁増収増益となった。通期の増収増益予想を据え置き、中間期末に上場30年記念配当10円を加え、年間配当を前期比16円増の80円。
・(決算速報)インテージホールディングス<4326>(東証プライム):2026年6月期は利益重視の経営が奏功し、大幅営業・経常増益を達成。2027年6月期も増収増益・連続増配を見込み、DOE5.0%を下限とする累進配当を導入する。子会社3社を吸収合併し、事業持株会社へ移行する計画も示した。
・(決算速報)アルコニックス<3036>(東証プライム):2027年3月期第1四半期は、非鉄相場の高止まり、一部需要家向けの特需、半導体関連需要の好調を背景に全セグメントが大幅増収増益となった。好調な進捗を踏まえ、通期連結業績予想と配当予想を上方修正した。
・(銘柄分析)クリーク・アンド・リバー社<4763>(東証プライム):2027年2月期は2桁の営業・経常増益を予想。ゲーム&ライツマネジメント、メディカル&ヘルスケア分野の好調で、スタジオ移転・拡張費用などを吸収する見通し。低PERや高配当利回りも株価の評価材料となる。
・(銘柄分析)建設技術研究所<9621>(東証プライム):2026年12月期は国土強靱化関連の需要や業務効率化を背景に2桁増益を予想。期末配当予想の引き上げと自己株式取得も発表した。良好な事業環境の下、事業ポートフォリオ改革と成長基盤の再構築を進める。
・日立製作所<6501>(東証プライム):エネウィルと、系統用蓄電池に蓄えた再生可能エネルギー電力のグリーン価値を証明し、売電事業に活用する協業を開始。北海道名寄市の蓄電所で発電・充放電・受電データを連携し、再エネ由来電力を近隣4施設へ供給する。
・SOMPOホールディングス<8630>(東証プライム):損害保険ジャパンがオンライン企業内大学に実践型「AIロープレ」を導入。顧客との対話、交渉、代理店への提案をAI相手に反復練習できる環境を整え、社員の実践的なスキル向上と研修運営の効率化を図る。
・ログリー<6579>(東証グロース):AI広告運用エージェント「mureo」がAmazon広告に対応。キャンペーン確認、レポート取得、予算・入札管理などを自然言語で操作できる。検索・SNS広告から購買接点までを横断し、EC事業者の広告運用効率化を支援する。
・セイワホールディングス<523A>(東証グロース):アルミ合金製品の化成皮膜処理を手掛ける大栄パーカーの事業を承継。後継者不在の同社から技術と雇用を引き継ぎ、防衛向けを含む事業を継続する。既存の塗装・めっき技術と組み合わせ、幅広い製造分野への対応力を高める。
・カカクコム<2371>(東証プライム):価格.comで、専門家が製品を自費購入して実機比較する「ヒカク研究会」を始動。第1弾として約5万〜10万円のスマートフォン8モデルを検証した。今後は家電、通信、保険などへ対象を広げ、比較の着眼点をまとめた「ヒカク白書」も発行する予定。
・秩父鉄道<9012>(東証スタンダード):株主優待制度を変更し、閉店する「ガーデンハウス有隣」の食事割引券に代えて、100株以上の株主に宝登山ロープウェイ片道乗車証5枚を追加する。電車優待乗車証などは継続し、2027年3月末基準の優待から適用する。
・サンマルクホールディングス<3395>(東証プライム):株主優待の対象を、M&Aで加わった牛カツ京都勝牛、牛かつもと村、喫茶マドラグなどへ拡充し、飲食代を10%割引とする。一方、2027年3月末基準の優待から、同一株主番号による半年以上の継続保有を条件に加える。
・GENDA<9166>(東証グロース):LDH JAPANと、IPの企画・開発を行う合弁会社「東京ディーディー」を設立する。代表にはウォルト・ディズニー・ジャパンやスタジオジブリの社長を歴任した星野康二氏が就任予定。両社の企画力を生かし、新規IPを創出する。
・アクセスグループ・ホールディングス<7042>(東証スタンダード・福証):子会社がNext Missionと提携し、退官自衛官の再就職支援基盤を共同運営する。全国主要都市で対面・オンラインのマッチングイベントを開催し、自衛官の職業選択肢と企業の採用機会を広げる。
・ココナラ<4176>(東証グロース):対話型AI「Claude」上でココナラのサービスを検索できる公式コネクタの提供を開始。会話画面を離れず、760種類以上のカテゴリと累積100万件超のサービスから専門家を探せる。ChatGPT対応に続くAI連携第2弾となる。
・QLSホールディングス<7075>(東証グロース・名証ネクスト):株主優待を30%拡充。半年以上継続保有する500株以上の株主には年間1万3000円分、1000株以上には年間2万6000円分のデジタルギフトを贈る。2026年9月末基準の中間優待から適用する。
・TDSE<7046>(東証グロース):KDDI Digital Lifeに生成AIアプリ・エージェント開発基盤「Dify」を提供。「povo2.0」のチャット問い合わせ対応に活用し、利用者サポートの効率化と顧客体験の向上を支援する。
・Arent<5254>(東証グロース):アルゼンチンのエンジニアリング企業CIARと戦略提携。AI搭載3D CAD「PlantStream」を活用した3Dモデリング、基本設計、概念実証、地域サポートを提供し、将来は中南米やカリブ地域への展開も視野に入れる。
・Birdman<7063>(東証グロース):「学生ランウェイ」のフランチャイズに加盟し、神奈川県での開催権を取得。学生モデルの募集、スポンサー営業、チケット・物販販売などを担い、年2回開催する。事業は2026年8月に開始し、初回イベントは2027年1月を予定する。
・幸楽苑<7554>(東証プライム):2026年7月の国内既存店売上高は前年同月比10.4%増となり、4カ月連続で前年を上回った。客数は7.8%増、客単価は2.5%増。4〜7月累計の既存店売上高も10.2%増となり、客数と客単価がそろって伸長した。
・KeePer技研<6036>(東証プライム・名証プレミア):7月の全社売上高は前年同月比14.9%増の23億9629万円。キーパーラボ既存店は10.2%増となり、来店台数と平均単価が伸びた。新車ディーラー向けは44.1%増、車以外の市場向けは334.3%増と大幅に拡大した。
・ジーデップ・アドバンス<5885>(東証スタンダード):ソフトバンクの「AIデータセンター GPUサーバー」の販売パートナーに選定。国内のNVIDIA GB200 NVL72大規模クラスターを活用し、企業や研究機関による生成AIの開発・運用を支援する。
・アップガレージグループ<7134>(東証スタンダード):7月の国内店舗売上高は前年同月比12.2%増の21億4100万円。直営既存店は9.9%増、FC既存店は5.8%増となった。リユース需要の拡大、前期出店店舗、夏の全国キャンペーンが寄与し、4〜7月累計も13.4%増となった。
・AB&Company<9251>(東証グロース):7月の国内既存店売上高は前年同月比4.3%増となり、2カ月ぶりに前年を上回った。全店舗売上高は9.5%増で、FC店舗が16.0%増と全体を牽引。11〜7月累計売上高は7.9%増の276億8800万円となった。
・ワールド<3612>(東証プライム):7月の国内小売売上高は前年同月比6.0%増、店舗売上は9.2%増となった。接触冷感や吸水速乾などの機能素材、セットアップ商品が好調。一方、既存店売上高は4.3%減、Eコマース売上高は5.0%減となった。
・(マーケットセンサー)日本農薬<4997>、三菱鉛筆<7976>、AZ−COM丸和ホールディングス<9090>(各東証プライム):株主優待を新設する企業が増えるなか、配当、業績、割安感、継続可能性を組み合わせて選別する重要性を解説。
・アルコニックス<3036>(東証プライム):傘下の大川電機製作所が福島市に約75億円を投じて新工場を建設する。航空宇宙・半導体製造装置向け精密金属加工部品の生産能力を2倍以上に高め、2028年度下期の操業開始時に20人を新規採用。2032年度売上高100億円を目指す。
・ウリドキ<418A>(東証グロース):買取プラットフォームに蓄積した過去の査定実績から、査定相場を算出する統計予測モデルを開発。商品名、カテゴリ、状態などに対応する平均値、中央値、価格分布を分析して想定価格帯を提示し、売却希望者の判断材料と査定価格の透明性を高める。
・エアークローゼット<9557>(東証グロース):家事代行サービス「カジタク」「ベアーズ」の運営会社と業務提携。両サービスの利用者に月額制ファッションレンタルと優待特典を提供する。家事と衣服選びにかかる時間や手間を減らし、利用者の自由時間とサービス利用機会を広げる。
・note<5243>(東証グロース):東野圭吾氏のガリレオシリーズ最新長編『永遠の記憶』の発売に合わせ、AIコンテクストネットワークによる作品ページを開設。「#永遠の記憶」を付けた読者の感想と作品情報を集約し、ファン同士の交流や作品との継続的な接点を創出する。
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2026年08月06日
【主なニュース&材料】業績上方修正・再エネ蓄電・生成AI・株主優待・月次売上――成長投資と還元強化へ
【株式投資ニュースの最新記事】
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:37
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